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2009年 05月 16日
今日は、雨模様のようだが、今週は天気のいい日が続いた。 13日、午前中、少し曇っていたが、どこかに花を見に行こうかと、ドライブに出た。 京都植物園に行こうとハンドルを回したが、東に行き過ぎて、百万遍の辺りまで来たしまった。 ここまで来て、ココちゃんに銀閣寺に行った事があるかと問うと、「無い」とのこと。 では、行ってみましょう! …そうだね、大阪に住んでいる時も、「大阪城」や「通天閣」に登ったのは、小学校の遠足ぐらいで一度行っただけだもの、京都に移ってからも、観光客の行くような場所に行く事も無いし、これぞ、「灯台下暗し」だね。 平日なのにやはり観光地ですね。 修学旅行の生徒たちが、タクシーの運転手さんたちに連れられて、小グループを作って、大勢来ている。 晴れてきて、空が抜けるように青い。 ところが、受付に「修復工事中」の看板。 でも、折角きたのだからと、500円の拝観料を払って、山門をくぐる。 庭に出ると、突然、砂で作られた造形物が目の前に! なんだこりゃ? 「向月台」と言うらしい。 富士山のようだな…。 窓の形が凝っている。 これにも名前がある。 「花頭窓(かとうまど)」 本堂の、ガラス戸の桟が面白い。 ガラス戸が少し開けてある。 覗いてみると、池大雅の襖絵が見える。 縁側に座って、庭を見る。 砂を盛り、模様が作ってある。 「銀沙灘(ぎんしゃだん)」と言うそうだ。 波の模様だそうな。 なるほど、波の向うに、富士山が見えるぞ! 池の間を通って、苔の生す、山に登る。 隅々まで、手入れが届いている。 ざっと、見ただけでも、十人の庭師の人が、黙々と働いている。 展望所につく。 寺や、家々の瓦が光って美しい。 山を降り、出口近くに来て、銀閣の修理作業の様子が見られた。 これは、珍しいと写メで撮っていると、周りの人たちもパチパチと撮りだした。 若い男女と師匠の様な人。三人で窓の縁を修理していた。 気の遠くなる様な、とても細かい作業なんでしょうね。 心の中で「ご苦労様…」と、つぶやいて、銀閣寺をあとにした。 少しは、灯台下明るくなったかな?
by danmamomo
| 2009-05-16 15:36
| 干支施寅
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